
3/25に邑南田舎ツーリズム研究会主催で勉強会が開かれました。当日は15名の方が参加されました。講師は奥出雲町で株式会社タビカラを運営しているサミーラさんです。サミーラさんはスリランカ人で、大学のときから日本に来て、卒業後、海士町、そして奥出雲で、旅の企画をしてきました。特に最近はインバウンドに力を入れ、奥出雲を舞台に、海外からの旅行者の旅・体験のコーディネーションをしています。サミーラさんとは去年11月のスリランカの大洪水のときに日本に住むスリランカの方々で自国のために何かできることをしたいということから知り合いました。スリランカは内戦、津波、コロナ、経済破綻、そして新政権へ、また度重なる大洪水と様々な歴史を経てきています。2025年12月29日に、サミーラさんが昨年をふりかえって、「旅は消費じゃない。人と人が生きる時間を分かち合うこと」というフェースブックでの投稿を見ました。「旅」という言葉は、観るという狭い意味ではなくて、会って「時間をわかちあう」ということだと理解できました(Now I know)。サミーラさんのスリランカの出身県は、昔から、世界中から旅人が訪れる地域ですが、日本に来て長く島根県の僻地(海の海士町、そして内陸の奥出雲町)で活動を実践されてきた経験は重要のように思いました。講演の中でおっしゃっていた「ストーリーテラー(自分の言葉で語れる人材)」、「必要な5種の人材」。「地域資源より大事なもの」、「地域の暮らしにどっぷりと浸かってもらうための4つの要素」などなど。これらが組み合わさって、時間を分かち合うためのプロジェクトになっていくのだなと思いました。そして、今年はご出身のスリランカの県でも旅の企画を練っておられ、日本の地方とスリランカの地方とで、どういう発展になるか、楽しみです。講演会の後、26日には、久喜・岩屋・大林の鉱山遺跡、羽須美地区を訪問しました。(事務局Y.T.)