鹿子原(かねこばら)の虫送り踊り

写真:鹿子原の虫送り踊りの様子
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毎年7月20日に行われる石見地区矢上の鹿子原集落に残る五穀豊穣を願う民間信仰行事の一つで、昔は全国で行われていましたが、農薬の普及した現在で古形を残す数少ないものと言われ、昭和42年5月に県指定無形民族文化財に指定されています。
祭りの当日は、花笠に浴衣、紅たすき姿の若衆が腰に太鼓をつけ乗馬姿のワラ人形を中心に繰り出し、独特の「虫送り唄」に合わせて行進し、町内各地で害虫退散を願い踊りを披露します。最後に一行は諏訪神社の境内で踊りを奉納し、虫が付いた短冊と花笠の飾りを境内で焼き払うことで、害虫退散と五穀豊穣を祈り、行事を締めくくります。
祭りのシンボル的存在の乗馬姿のワラ人形は平家の武将斎籐別当実盛をかたどったもので、実盛が源氏の兵に追われた時、水田の稲株に足をとられ討ち死にしたことから稲に恨みを抱き、魂が害虫となって稲を食い荒らしていると思い、霊を慰め害虫を町から送り出そうとしたのがこの祭りの由来だといわれています。

名称鹿子原(かねこばら)の虫送り踊り
開催場所〒696-0103 島根県邑智郡邑南町矢上 諏訪神社等
開催時期7月20日
公式サイト等
備考
お問合せ邑南町観光協会 TEL:0855-95-2369
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