「バラは育てるの難しいでしょ?」
多くの方からよく言われます。私も昔はそう思ってました!
けれど、今はとってもお手入れが楽、というか、育てやすくて大好きに。
「剪定」も、どうやら難しいと思わせる作業の一つらしく、これをどうしたらわかりやすくお伝えできるのかいつも悩むところなのですが、詳細は次回9/4の「オーガニックランチツアー第二回」でやるので、お楽しみに。
さて、「ツアー」の三日前にハウスのバラを「夏剪定」しました。バラ(秋も咲く四季咲きタイプ)には年3回剪定する時期があります。12〜2月の「冬剪定」、開花後の「花後剪定」、8月末〜9月初旬の「夏剪定」(基本つるバラは夏剪定をしません)です。理由や理屈はさておき、「夏剪定」で気をつけることはたった三つ!
まず準備として、弱小枝(枯れた枝、細い枝、交差した枝など)を切り取ってから、、、
①全高の上から1/3くらいを目安に、健康な五枚葉(以下写真参照)を探す。
ちなみにバラは、主に三枚葉、五枚葉で、まれに七枚葉もあります。
②その上で外芽(以下写真参照)を探す。株の中心から外側に向かって付いている五枚葉の付け根(そこに芽が隠れています)のこと。反対に、株の内側に向かって付いている葉の付け根のことを内芽といいます。
この株↑の場合、左側に伸びている葉の付け根が、外芽。
③その上7mmのところ(以下写真参照)を切る。短すぎると隠れている芽の細胞を切ってしまうことがあるので気をつけて!
以下写真は芽の向きは反対ですが、切ったところから二週間くらいで芽が伸び出したところ。こんな風に葉の付け根から新芽が出ます!
―――以上。カンタンでしょう?
夏剪定はたとえ失敗?しても株に大きなダメージにはなりません。そしてこの時期にこの剪定をしておくと、一斉に花芽が上がってきて10月半ばに揃って咲いてくれます。
さ、怖がらずに、レッツトライ!