ピッカピカの晴天の下、今年最後の「オーガニックランチツアー」を開催しました!
最終回テーマは「お庭の冬支度」について。
今回のポイントは3つ。
①宿根草が地際でカット。でも、枯れた花、枝はカットしなくてもOK
と言うちょっと矛盾した話でしたが、
要は、基本は基本として、
自分のお庭なので、冬の枯れ姿をそのまま楽しむのも一興ですよ、と言うご提案でした。
②剪定や雪囲いは雪対策の要なのでやりましょうね!
ここ、邑南町は冬はそこそこ雪が積もるのですが、
その割に皆さん、なぜか樹木に対して雪対策をなさらない印象があります。
ここ、香木の森公園でも雪囲いを全くしません。
けれども、無駄な枝があると雪がつもりすぎて枝が折れることに繋がります。
また、雪囲い(簡単に麻縄でくるくるっと巻くだけでもOK)をすれば、
雪の重みで枝が下がったり、つぶれたり、折れたりをかなり防止できます。
なので、一手間かけましょうね、と言うご提案でした。
③は、地植えの株元には、米ぬか+有用菌+有機物マルチを。
米ぬかは地面にうっすらと撒くことで菌たちのエサになります。
そこに菌耕をしてくれる有用菌(「えひめ-AI」や「コフナ」などの資材)を撒き、
上から、これまたエサの元になる有機物(剪定枝、落ち葉、草堆肥など)をマルチ。
すると、冬の間、雪の下で菌耕がなされ、春には土がフカフカになります。
そんなお話を一時間させていただき、次は外へ出て園内のバラのハウスへ。
バラハウスでは、一本一本バラをみながら、
バラの成長には何が大切か、を目の前のバラを例に取りながら解説しました。
ついでに、皆さんが難しいと敬遠される剪定の仕方もレクチャー。
皆さんからは「へえ、わかりやすい!」と大好評でした!
最後は、からだにやさしい発酵レストラン「香夢里」のランチへ。
毎回、定番の「かご盛りランチ」にもう一品スペシャルプレートをつけていただいているのですが、
今日はハーフサイズ?の「石見牛&石見ポークのハンバーグ もろみデミグラスソース添え」が。
かご盛りはいつもの鉄板の美味しさですが、このハンバーグも激旨っ!
今度プライベートで来る時には、このハンバーグを注文してみようと心の中で誓いました(笑)。
そんなことはさておき。
今回は前回に口頭で「お庭の写真を持ってきてくださったら、お悩み相談承ります」と
予告していたので、お写真をお持ちくださった方がちらほら。
食後のコーヒータイムには、そのお写真を拝見しての相談会もしました。
ともあれ、今年初夏から4回を重ねたこの「オーガニックランチツアー」。
参加者の皆様のおかげで、毎回楽しく、美味しく、有意義な会になったかと思います。
ご参加、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします!!